並行輸入車両について of sharaku top

画像 001.jpg


並行輸入車両についての現状

この度は、数多くの輸入サイトがある中、当社輸入サイトをご覧頂きましてまことにありがとうございます。ここでは、現在日本国内における、並行輸入車両の現状をご紹介、させて頂きます。 初めて輸入車をご購入のお客様や、今までに輸入車(アメ車)を購入されて失敗された経験のある方は、是非この続きをお読み頂き、ご参考にして頂ければと思います。 

 これよりご説明させて頂く内容は、あくまでも当社が創業より現在までの経験を元に書かせて頂く物です(自論にすぎません)。内容に関しましては必ずそうであるという事ではございません。内容と、現実を照らし合わてお考え頂きながらお読み頂ければ幸いでございます。
メリット
 1.新車購入時、ディーラー保障がついている。
 2.取り扱い説明書が、日本語で対応されているものが多い。
 3.車種が限定されていることで、取り扱い車種に関しては情報が豊富。
 4.アフターフォローや特殊工具、整備設備も整っている。
 5.ライト類など、国内で走行できるような状態(改善作業)になっている。車検に通る状態になっている。
デメリット
 1為替の変動にもよりますが、並行輸入車両に比べると同じ車両でも価格が高い。
 2.並行輸入車に比べると、本来メーカーで出している車種やグレード、ボディーカラー、インテリアカラーなど、バリエーションが少ない。
 3.オプション品など、本国では選べても、日本での取り扱いが無いものがある。
 4.改造車両は改造の内容にもよりますが、入庫できなくなってしまうケースがある。


輸入車両の呼び方として、大きく分けると3つの呼び名で分かれているようです。
ディーラー車 ・・・ 
日本国内に、本国の看板を正規で持っている販売代理店です。 GMさん、フォードさん、クライスラーさん、が代表的なアメリカのブランドです。ヤナセさんや、三井物産さんなどは、メーカーは限定しておりませんが、本国のディーラーさんと、契約を結んで車両を国内で販売しています。

新車並行車・・・ 
 こちらは、上記ディーラー車とは違い、本国ディーラーとの直接の販売代理店としての契約をしておりません。現地で一般のお客様として車両を購入してくるのです。この場合、車両に関しての保証は、現地に持ち込まない限り使えません。日本国内での保証は対象外となります。

中古並行車・・・  
上記新車並行車とちがい、車両が新車の状態ではなく、誰かの手に渡り、登録をされ、使用されたものが中古並行車です。日本国内で例えれば、GOOやカーセンサーで出ているような車両を、個人又は法人が輸入してくる方法です。


まずは、輸入車両で大きく分けたときに、当社ではこのように分類しております。


購入時に、よく聞かれる事があります。ディーラー車と並行車は何が違うかと・・・・・・ 
また、並行車でも、新車並行と中古並行車では何が違うのか?とか・・・・・・  この点についてはかなり多くの説明が必要となってきます。 比較できると思われる部分について、私なりの解釈でご説明いたします。



走行距離や事故に関して・・・

ディーラー車

正規のルートでの仕入れがされているので、記録簿さえあれば、ほぼ走行距離が正確である。日本のオークションなどを通ってきているものは、事故に関しても、中古車査定協会の認定査定士が査定をしてあるものが多く、良質なものが多い。


新車並行車

新車の状態で購入している訳ですから、走行距離はディーラー車同様正確であると判断が出来ます。 事故に関しては新車ですから無いものと考えられます新車が前提ですから、事故、距離共に問題はありません。 途中の搬送時の距離が伸びる程でしょう。。(日本に入庫した段階で) 注意点としては、製造モデル年と登録モデル年が1年くらいあく事もあるので、距離に関しては、オートチェックやカーファックスで確認が必要です。登録年がモデル年と一緒でも、3万キロから4万キロ走行距離が戻されているものもありますので注意しましょう!

中古並行車

走行距離に関しては、一番疑われるタイプの輸入経路です。この分野では、過去様々な悪い話があります。一番まずい(詐欺行為)のは、走行距離を戻してから、日本のお客様に販売をすることです。日本人の感覚では、3年程度経過した車両では、せいぜい6万キロ前後くらいまでは走っているかもしれないと予測はつくと思いますが、アメリカ本土では、1年間で3万キロから4万キロを走ってしまう車両は数多く存在します。日本のアメ車を販売する業者の中では、利益さえ出れば手段を選ばない悪徳な業者がまだまだいるようです。これだけ話題にされているにもかかわらず、現在でもこのようなスタイルでの輸入を続けているのが現状です。この手の車種を購入しないためには、しっかりとした、本国での履歴を取れるところまでとってから購入をすることをお勧めいたします。数年前から各社で取り入れられているシステムの中で、カーファックスやオートチェックなどがあります。 もちろん、こちらの資料が100%というわけではないと思います。しかし、これすらやらないということは、何かまずい情報があるからではないでしょうか?年式によっては、こちらの情報機関では確認が不可能なものも多数ありますので、この情報イコール程度が良いということではございませんが、最低限の詐欺的情報をつかむ手段となっている事は間違いありません。

今までご説明させて頂いた内容に関しては、現在各地で取り扱われている車両の現状についてのものです。ディーラー車で無ければいい車ではないということではございませんので、誤解なさらないようにお願いいたします。それではこの先、車両の選び方についてポイントをおさえてご説明いたします。

まず、いい車というものの定義は良くわかりませんが、あるとしたら、どんな車両なのでしょうか? 人によっては外装が綺麗であればいい車という人もいますし、内装が綺麗であればいい車という人もいます。距離が少なくても、事故が無くても、禁煙車でも、それぞれのタイミングでいい車と言われることがあります。皆さんはいい車というのは何を基準に言われる言葉なのでしょうか?こうなってくると、今までの内容は新車に限ってパーフェクトに近いといえます。中古を探されている以上、これらに関しては全てリスクがあるといえます。まずはこれから購入しようとしている車両が、どのくらいの価値が下がってしまっているものなのかを考える必要があります。新車では無いわけですから・・・・・   
 わかりやすく言えば、新車から販売価格が50%下がっていれば、消耗の具合も50%くらい進んでいても当然といえます。これは極端な例ですが、全てが新品ではないということです。まずはそこを理解したうえで、中古車を選ぶという事が大前提なのです。そうなりますと、中古車の中でも程度の良い車両、そしてメーターの巻き戻っていない車両をどのように探すかということになります。

私が考える輸入車両選の選び方

まず、車という商品は、消耗品のかたまりです。これらについて、最低限の整備知識をもった会社で購入されることをお勧めいたします。故障箇所がわからないまま売られてしまうこともあります。もちろん人が行う作業ですから、ディ-ラーといえでも100%(完璧)は無いとも思ってますが、最低限の設備、整備実績、スタッフが揃っていることはアフターの面を考えても重要です。何かあったときにどう対応してくれるか、事前の調査も必要です。

一昔も二昔も前の外車やさんは、現在のように、インターネットなど無い時代に海外より車両や部品を電話又はFAXを使って仕入れをしておりました。 このころは、車は注文したが、半年経っても、1年経っても日本に車両が到着しない!なんて話はよく聞きました。現在のような通信システムが無かったので、お客様も意外と理解も出来たのかもしれません。ただし、その間不安で仕方が無かった事でしょう。現在は全く違う形で車両が輸入されています。写真が見たければ、画像がWEBやメールを返して瞬時に見れて、売れてしまっているかどうかの確認も比較的にすぐにわかります。そんな世の中だからこそ、車両の情報は海外にある段階で調べて買うという事が、何よりも大切なことなのです。もちろん調べられる範囲には限界はありますが、それをどこまでスピーディーに、リアルタイムに行えるかが購入まで、そして、購入後の部品対応などのアフターにかかってきます。 今では、インターネットや雑誌、口コミなどで、輸入車に関しての様々な情報が飛び交っております。どれが本当なのか?わからなくなってしまうほどです。結局、車両を選ぶ事はお店を選ぶと言う事から始まります。自分が探している本当に欲しかった車両をしっかりと探してきてくれる業者がどこなのか?ここが一番重要なのではないかと思います。いくら安くても、値段だけで車両を選ぶとそれなりのことはたいてい我慢させられるものです。 納車された車両に対しての価値が見合っていれば、本来いい買い物ということになります。メーターが戻っていて、事故があって・・・・  そんな車を買われたお客様でも、通常の車両より何十万も低い金額で買っていて、車両の故障さえなければいい車と言っても良いのではないでしょうか?このあたりは売り手と買い手の主張がずれて来る原因の一つともいえます。支払い金額が安いのに、まともな金額を払っている人と同じクオリティーを求めてしまうのはNGだと思いますが、それに近づけようと少しでもお客様の立場にたって努力してくれるお店を探すのはOKだと思います。 ここから先はお店と、お客様の信頼関係が一番だと考えます。偉そうな事ばかり申し上げてきましたが、そんな信頼関係を築ける会社を目指し、日々頑張っております。